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臼井リコーダーアンサンブル  第20回 定期演奏会

小交響曲
第4楽章 フィナーレ

C. グノー
Charles François Gounod  (1818-1893)


フランスの作曲家シャルル・グノーは数々のオペラ(『ファウスト』が有名)、劇音楽、交響曲から合唱曲、室内楽曲、宗教曲(『アヴェ・マリア』が有名)までにわたる多様なジャンルの作品を残している。  この小交響曲は、管楽器9本という室内楽的構成の曲で、ベートーベン以降マーラー、ブルックナーに至るまで肥大化の一途を辿った大規模な交響曲とは一味違う趣を持っている。20世紀に多く作られるようになる緊密性を重んじた室内交響曲の先駆的作品と言われているが、グノーのこの作品は明るい曲想に終止貫かれている。